かっこいい仕事

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

 

僕の家は灯油ストーブを使っていて、灯油の補充はお父さんの仕事だった。

毎年冬になると、灯油販売車が音楽を流しながら町を巡回していた。

音楽の後に「容器を出してお待ちください」というアナウンスが流れるのだが、
僕はずっと「勇気を出してお待ちください」だと勘違いしていて、
勇気のいる仕事なんだ、父さんカッケー、と思っていた。

恥ずかしいのはこの勘違いじゃなくて、間違いに気付いたのがつい最近ってこと。

誰かに話すほどのことでもないのでここに書いてみた。