猫のひげ

お題「理解されない謎のこだわり」

 

通れるか微妙な幅の隙間を見つけたら、歩く速度を落とさずに突進する、というこだわり。

よくあるのは電柱と建物の隙間。

失敗したらとてもカッコ悪いし、成功しても別にカッコ良くないけれど、一瞬のスリルが癖になるのだ。

 

猫はひげを使って通れるかどうかを判断する。

僕もそういう感覚器が欲しい。

 

先週の月曜日、授業があまりにも退屈だったので、手に入れたい「ちょっと」便利な能力について考えていた。

通れる隙間か通れない隙間か、瞬時に正確に判断する能力はまさしくそれだ。

でもそんな能力を手に入れたら、あのスリルを味わえなくなるわけで、そうしたら僕はもう隙間を見てもわくわくしないだろう。やっぱりいらない。

 

授業中に思い付いたのは、湯気を1メートル前にずらす能力。

この能力があればラーメンを食べるときにメガネが曇らない。

ずらす位置を前にしたのは、首を回さなくても湯気が正常にずれていることを確認できるから。

でも僕はラーメン好きじゃないし、メガネもかけたことない。やっぱりいらない。

 

そろそろ眠くなってきた。

続きはまた明日の授業中に考えよう。

 

 

エス氏の結論

今週のお題「読みたい本」

 

暇人の僕には「読みたいけど時間がなくて読めていない本」はない。

興味は生ものだからすぐに読み始めなければ腐ってしまう。気がする。

 

先延ばし癖のある僕には「読まなきゃとは思うけど読んでいない本」はある。

でも読まなくてもどうにかなっているということは、読まなきゃと思ったのは気のせいだったんだろう。

 

そういえば、小学生の僕には「読みたい本」がたくさんあった。

小さな世界で、本を手に入れられる場所は小学校の図書館だけ。

借りられるのは1週間に2冊、所蔵数も少なく、人気の本はなかなか借りられなかった。

とくに星新一ショートショートは争奪戦だったな。

毎週、借りる本を真剣に選んでいたことを思い出した。

 

小学生の頃の日々と今の日々、どちらにも同じくらいの幸せがある。

だから僕は選択肢が多ければ多いほど良いとは思わない。

世界を大きくしても、1人の人間がその中で見つける幸せの量は変わらない。

というのが今日、アイスクリームを食べながらエネルギー満タンの脳みそで出した結論です。

 

帰りたい

お題「ブログ名の由来を教えてください!」

 

僕はホームシックになったことがない。

いや、生まれてからずっと、ホームシックなのかもしれない。

 

どこにいてもここに居ちゃいけない感じ。

家にいるのに帰りたい。

 

自分は宇宙人だと思うことにした。

地球の生活に馴染めないのは僕が宇宙人だから。

 

このブログは、ホームシックになっている弱気な宇宙人の日記なのです。

 

 

かっこいい仕事

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

 

僕の家は灯油ストーブを使っていて、灯油の補充はお父さんの仕事だった。

毎年冬になると、灯油販売車が音楽を流しながら町を巡回していた。

音楽の後に「容器を出してお待ちください」というアナウンスが流れるのだが、
僕はずっと「勇気を出してお待ちください」だと勘違いしていて、
勇気のいる仕事なんだ、父さんカッケー、と思っていた。

恥ずかしいのはこの勘違いじゃなくて、間違いに気付いたのがつい最近ってこと。

誰かに話すほどのことでもないのでここに書いてみた。

 

考え過ぎ

お題「もし1日だけ動物になれるとしたら、何になりますか?」

 

鳥になって空を飛びたい。

バタバタするのは疲れるから、上昇気流に乗って滑空するのがいい。

 

しかし体だけ鳥になったって、優雅に滑空するのは無理だろうな。

1日じゃあ、鳥の体に慣れるのに精一杯だと思う。

かといって脳まで鳥になったら、人間に戻れなくなりそうで怖い。

 

無理しないでね、と言われてもさ

無理しなきゃ、何にもできないよ。

みんなが当たり前にできることができないんだもの。

 

自分のことを思って言ってくれたとか、ただの社交辞令だとか、

頭では理解しているのにいつも引っかかる。

余裕がないとすぐに捻くれちゃって、嫌だな。

 

ランダムなエネルギーの突出に振り回される日々

今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」

 

整然とした体系的なアプローチというよりは、ランダムなエネルギーの突出に近い。

 

16Personalitiesという無料性格診断テストの設問です。

いかにも英文を直訳したような言い回しですが、この一文は僕の生き方を端的に表現していると思います。

やるべきだと分かっていてもやる気を自分で出すことはできないし、やる気が出てしまったらやるべきではないときでもやってしまいます。

これはもう、どうしようもないです。

 

ではエネルギーの突出が起こらないときは何に基づいて行動しているのか。

やる気を必要としない無意識的な行動、つまり習慣ではないかと思うのです。

やる気をコントロールすることは諦めて、悪い習慣が身に付かないようにだけ注意しています。

 

何だかお題に沿った内容ではない気がしますが、エネルギーが尽きたのでこの辺で失礼いたします。